グアムの熱帯植物園サンキョーガーデンは、
グアム大学やマンギラオゴルフクラブで有名なグアム東部に位置するマンギラオ地区にあり、
3000坪の敷地に150種類以上の花が咲くアットホームな手作り庭園。
1978年に海洋学者のハリー・カミ氏が造った庭園を、
ナチュラリストの長妻和夫氏がさらに拡大整備して本格的に仕上げたそうです。
実際に中を散策してたくさんの花と触れ合ってきたので紹介します。
入り口ではカラバオ(水牛)のオブジェが出迎えてくれました。
庭園内は自由に歩き回って散策でき、
予約すれば日本人スタッフによる花や植物の説明をうけることができます。
事前予約またはツアーでの参加がおすすめです。
グアムといえばブーゲンビリア、花言葉は情熱。
1900年初頭にグアムに持ち込まれたこの花はグアムの島花として知られており、
現地の言葉チャモロ語で「プティ・タイ・ノビウ」と呼ばれています。
「恋人がいないことは苦しみだ」という意味だそうですが、
そんな苦しみもこの花を見ていれば癒されそう。
サンキョーガーデンの中央にあるガーデンハウス正面に咲き乱れるブーゲンビリアは
1月2月3月が満開のシーズン。
思い出に残る美しい写真が撮れること間違いなしです。
こちらはアチョーテ(ベニノキ)の実。
グアムの伝統料理で代表的なレッドライスはグアムの食卓に欠かせない一品ですが、
アチョーテの実で色付けされています。
アチョーテの実はビタミンAが豊富で殺菌効果もあるので、
旅行中にぜひ一度はレッドライスを食べてみてくださいね。
ミッキーマウスの木と呼ばれる木を見つけました。
南アフリカ原産のユニークな名前のこの木は、まず赤と黄の花が咲き
黒い部分の実がミッキーマウスの耳に見えるところからこの名前が付けられたそうです。
黒い実が2個以上ついてしまい耳に見えないこともあるようですが、
私は完璧なミッキーの写真を撮ることに成功!
私の気に入った花の1つがこちら、オウゴチョウ(ピーコックフラワー)。
花にフリルが付いていて蝶の舞っている姿に見えるという花です。
風に揺れる花は本当に蝶が舞っているよう。
日本の桜に似たこちらの花は南洋桜と呼ばれています。
南方開拓で移住してきた日本人が故郷を想って付けたという言い伝えもあるこの花。
赤い色が、空の青、葉の緑に映えてとても綺麗でした。
南国の花といえばハイビスカスですね。
ハイビスカスには赤やピンク黄や白など色が様々ですが、形も種類があるそうです。
花が2段に咲いているダブルハイビスカスもありました。
庭園で様々なハイビスカスを探してみてください。
庭園にはジャングルに迷い込んだようなスポットもあります。
どこで写真を撮ってもインスタ映えしそう!
庭園の散策後、ハイビスカスの咲き誇るガーデンハウスで
お茶とフルーツの盛り合わせをいただきます。
フルーツの中にはサンキョーガーデン内で育てられたものもあります。
例えば5月はマンゴーのシーズン、庭園で採れたたくさんのマンゴーがテーブルに並ぶそうです。
他にもスターフルーツなど日本では珍しい南国フルーツもあり、子供達が喜びそうですね。

サンキョーガーデンに行くには、無料送迎バスが便利です。

ホームページから希望日前日までに「メールでのお問い合わせ」を選んでEメールを送るかまたは電話で申し込めば、当日ホテルニッコーグアム9:50AM、Tギャラリアby DFS 10:00AM、グアム・プレミア・アウトレット10:15AMのいずれかに迎えに来てくれます。帰りはタモンエリアに帰る途中の場所であれば、ショッピングモールやホテルで降ろしてもらうことも可能です。すべて日本語での対応なので安心してくださいね。

また土日開催のデデドの朝市とセットの「デデド朝市パッケージツアー」も人気。詳しくはサンキョーガーデンのホームページをご覧ください。

サンキョーガーデンの入園料は大人$15子供$10(大人子供共にフルーツ飲み物つき)、現金のみなので注意してください。

グアムの熱帯植物園サンキョーガーデン、ビーチやショッピングとはまた違った色彩豊かなグアムを見つけに遊びに行ってみてくださいね。

<インフォメーション>

施設名:サンキョーガーデン(SANKYO GARDEN)
営業時間:火~金曜日9:00AM~4:00PM、土、日曜日8:00AM~12:00PM 
※閉園1時間前までに入園
定休日:月曜日
料金:大人$15、子供$10(フルーツ、飲み物付き)
住所:143 Pangelinan St. Mangilao, Guam
ロケーション:マンギラオ地区グアム大学近く
電話番号: 687-1731(前日までの予約で無料送迎バスの利用が可能URL:http://guam.sankyofrontier.com/index.html